
社会・歴史の教科書でおなじみ、観光スポットとしても人気がある鎌倉大仏。
屋外にどっしりと構えているので、大仏殿がある奈良の大仏よりも記憶に残っている人が多いのではないでしょうか!
鎌倉観光を考える時、鶴岡八幡宮と鎌倉大仏をセットで行こうという人が大半だと思います。
鎌倉駅のすぐ近くに2つともあるんでしょ、と思ってたら大間違い!
鶴岡八幡宮は鎌倉駅から徒歩ですぐ着きますが、鎌倉大仏を拝める高徳院は別の駅になるんです。
今回は鎌倉大仏の最寄り駅・アクセス方法と大仏の見どころをご紹介します!
基本情報
拝観料 :一般200円、小学生150円
最寄り駅・アクセス方法
電車
江ノ島電鉄線「長谷駅」が最寄り駅です。駅からは徒歩8分になります。
江ノ島電鉄線
「鎌倉駅」から3駅・約5分で「長谷駅」
「藤沢駅」から11駅・約29分で「長谷駅」
バス
江ノ電バス
「鎌倉駅東口」から6駅・約10分で「大仏前」
徒歩
春や秋の涼しい季節なら、鎌倉駅から徒歩で向かうのも手段の1つです。それなりに歩くので、歩きやすい靴で行きましょう。
車
近辺にいくつか駐車場はありますが、停めれる台数が少ないのであまりオススメはできません。
隣駅の由比ヶ浜に大きな駐車場があるので、そちらに停めた後に徒歩もしくは電車で向かうのが良いと思います。
見どころ
鎌倉大仏の概要
正式名称は「銅造阿弥陀如来坐像」です。
奈良の大仏に対して、「鎌倉大仏」「長谷の大仏」と呼ばれてもいます。
大きさは
像高約11.39メートル(台座を含め高さ13.35メートル)。重量約121トン。
だいたい4階建てビルと同じ高さになります。
神奈川県では唯一の国宝彫刻に認定されていて、とても貴重な文化財です。
鎌倉大仏を360度ぐるっと見てみる
仏像をぐるっと一周して全体像を見れるのも魅力の一つです。
真正面
一番よく見る角度
時計回りに45度
これもたまに見る
時計回りに90度
ん?意外と猫背?
時計回りに135度
背中になんか付いてる?
時計回りに180度
窓?しかも網戸付き。
時計回りに225度
羽根にも見える
時計回りに270度
中に入れそうな入り口を発見!
時計回りに315度
暑い、日射しがキツい
時計回りに360度
スイカが置いてることに気づく!!
さらに、90度右手を見ると
大仏様の草鞋が飾っています。
大仏の背中、あれは何?
ちょうど背中の肩甲骨周り、両肩ともに窓みたいな物がありました。
網戸のような物もついています。
換気のため?
これには大仏の鋳造法が深く関係しているんです。
簡単に言うと、建造中に中に溜まってた土を吐き出すために必要な穴、ということです。
大仏の中はどうなってるの?
拝観料とは別に20円納めると、大仏様の中を見学することが出来ます。
200円じゃないよ、20円です!
中には鋳造技法の説明書き、そして内側から見る大仏。継ぎ合わせで造られたのが目に見えてわかります。
ただ、夏に入るのはオススメしません。換気が悪いので、蒸し風呂のようでした。
まとめ
鎌倉といえば大仏を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
シンボル的象徴である鎌倉大仏は一見の価値ありです。
誰もが一度は本・TVで見たことがある大仏を目の前にすると、圧倒的な存在感、そして歴史に感動することは間違いなしです。
高徳院、または周辺スポット含めて、しっかりと場所を確認の上、楽しんでください。